フォルクル２０１５年モデルのプラチナムＳDインプレ

スキープロショップ「ベルグ・シロー」さんから「スキー来ました。」のメールが届いていました。
注文していた板は今流行り？の『ロッカー』スキー。
店からは２月下旬に連絡があったのですが、店に板を取りに行く暇が無く、今週やっと乗ることができました。

でも『ロッカー』って何？という方も多いと思います。
そこで、その構造について簡単に説明します。

従来一般的に市販されていたスキーは大半の板がキャンバーです。
キャンバースキーは踏むことによってスキーがまっすぐになりトップからテールまでが雪面と接しカービングが可能となります。

一方、ロッカースキーは踏むとトップとテールが浮き上がり、中央部分しか雪面と接していないことになります。
その分、回し易くなり、ターン前半が楽になるスキーです。
カービングに関してはスキーを傾けることにより、トップからテールまでが雪面に接し、カービング可能となります。

以前、ロッカーの板を試乗した時の感想は、ちょとトップがフラフラ(キョロキョロかも？)して、あまりいい印象がありません。
でも、世の中はロッカー全盛期？の様相。
ソチオリンピックの大回転競技では、殆どの選手がロッカーの板を履いていたとか。
フォルクルも来年モデルの殆どがロッカーの板になっていました。
つまり、選択肢が無い・・・
と云うことで、フォルクルの２０１５年基礎スキーモデルのプラチナムSD１６５センチを注文。

で、乗った感想は「購入大正解！(^_^)v」でした。

以前、試乗したスキーはフルロッカーの板で、トップがフラフラする感じがしてエッジの切り替えも難しい板でしたが、トップの部分だけをロッカーにしたチップロッカーのこの板は、操作性が抜群に向上しています。
それと、３６０度振動吸収システムのUVOが、トップのフラ付きを抑えるために効果を発揮しているようです。

只、従来のSDより板の張りが若干強いような気がします。
急斜面のアイスバーンでまだ滑っていませんが、老体の私にはちょっと厳しいかも・・・^^;

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