レーシングスピードのフリー・ハブ分解清掃

カンパニョーロの二ュートロンを購入してから3年が経ち、フルクラムのレーシングスピードも2年になります。
カンパ愛好家にとって、あのカンパ特有のハブボディの「ジージー」音は心地良いものですが、近頃その音が爆音に変わりつつあるような・・・

そこで、ハブメンテをする事に。
まず、分解する前にフィ二ッシュライン社のセラミックグリスをネットで注文。
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「セラミック」とは言うものの、成分はボロンナイトライド(窒化ホウ素)とか言う、自動車用ケミカル剤として潤滑パウダースプレーなどで売られているものをグリス化したもの。
ロンナイトライドが素材の凹凸を埋めて平滑面を作る仕組みらしい。


そのグリスが自宅に届いたところで、ハブの分解に必要な工具を準備。

何しろ初めてのハブボディの分解です。
ちょっと不安がありますが、まずロックリング外しでスプロケットを外し

次に17mmのメガネレンチと5mmのアーレンキーで恐る恐るハブボディからラチェット部を外しました。

すると案の定、ハブ側と

ラチェット部のグリスがかなり酷く汚れています。



この3つの爪を立たせ、
あの「ジージー」音を発生させているのか。
単純な仕組みだな〜
などと思いつつ、ラチェット部と

ハブ側の黒く汚れたグリスを綺麗に取り除きます。

その後、ハブにセラミックグリスを塗り込み、

ラチェット部をハブ側に 組み直してハブメンテ完了。
所用時間は慣れない作業だったので、1時間も掛かってしまいました。



いきなりカーボンホイールの分解は不安なので、まず手始めに二ュートロンから清掃しましたが、慣れば簡単な作業です。
引き続きレーシングスピードもハブメンテ敢行。

レーシング・スピードも分解すると、やはりハブ側

ラチェット部共に酷く汚れています。

ニュートロン同様にハブ側

ラチェット部を

清掃し、グリスを塗り替えハブメンテ完了。
今度はスプロケットの清掃を含め、30分程で終了しました。



さて、気になるのは清掃後のラチェット音です。
二ュートロンはあの小気味良い音が随分と小さくなってしまいました。
ちょっとグリスを塗るり過ぎたかも?


一方、レーシング・スピードは、リムがアルミの二ュートロンに比べ、カーボン製でディープ形状なので太鼓のように音が響き、メンテ前はまさに爆音状態でしたが心地良い音が回復。


ハブの分解には不安がありましたが、やって大正解でした。(^_^)v




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