2010出雲センチュリーライド【後編】

大会が終わり4日目の今日になって、やっと全身の筋肉痛がとれてきました。
歳は取りたくないものですね・・・・

さて、お待たせしていました大会の詳細報告です。
まず、イングリッシュガーデンで受付を行い、最終チェック表に記名して、本日出走の最終確認をします。


やはり朝はちょっと冷えます。
そこで上着は長袖にし、下は日中暑くなると思うのでショートパンツで出ることにしました。


下の画像は、イングリシュガーデン受付横の駐車場で参加選手がスタート前の準備をしている様子です。
画像左から2番目「こなき」さんの勧めでブログをはじめましたが、その「こなき」さん今回は息子(画像左端)さんと親子で参加です。
只、残念なことに息子さんはバイク(画像中央ビアンキMTB)のメカトラブルで途中リタイヤされたそうです・・・

7時5分よりブリーフィング(走行前の説明会)が始まりました。
走行中の注意事項やコースの変更連絡もあったりするので、皆さん聞き漏らさぬよう真剣です。


ブリーフィングで説明を聞いていると、見かけたことのある人が横にいます。
飯南ヒルクライムでは、私とほぼ同タイムで順位も1番違いだった元競輪学校選手イエロールックさんです。
結局、競輪選手にはならず15年間ロードバイクに乗っていなかったそうですが、私のスキーの知人から強制的に参加するように言われ、練習なしのブッツケ本番で参加したそうです。


スタート5分前、皆さん緊張している様子です。
私も初参加の昨年は緊張しました。

黄色の特大ゲートから、いよいよスタートですが、スタート順は今年も自由のようです。
昨年は初参加だったので中ほどからスタートしましたが、今年は早めのスタートにしました。



大会要綱ではAS1は「割烹温泉ゆらり」となっていましたが、昨年同様「中の島ぶらり」でした。
でも場所は一緒なので、まったく問題なしです。

最初のエイドステーションでは通過確認のサインと食事をさっさと済ませないと、後続がぞろぞろやってきます。
補給食の蒲鉾とめかぶ茶を戴き、ドリンクはアクエリアスを選んだつもりが「水」・・・・
ドリンクはコップ1杯限定なのでアクエリアスは諦め、すぐさまスタートです。
斐川平野を平均速度35km以上のハイペースで疾走です。
このペースで何処までいけるのか分かりませんが、この集団にとにかく付いてくことにします。

加茂ラメールは何時見ても、私には宇宙艦隊の近未来基地のように見えますが、皆さん何に見えます?
その実態は文化ホールです。

AS2加茂ラメールに到着。
通過確認サインと通過スタンプを押してもらい団子汁を受け取りに行きます。

昨年は大雨の中の大会でしたが、寒さに震えながら戴いたこの団子汁は大変有り難かったです。
その昨年の大会では、ラメール加茂に到着する直前の国道54線でパンクしたのですが、大会序盤でのパンクに気持ちがかなり落ち込んでいた時戴いた団子汁は、体だけでなく心も暖まりました。
今年は暑い中での団子汁ですが、今年も美味しかったです。
そして、今度こそドリンクはアクエリアスです。



第3ASのサテライト山陰に到着し通過確認シートを見ると、サインがあるのは自分を含め30名程と少なく、この時はじめて第2トップグループあたりに属しているらしいと気づきました。
補給食のバナナとおにぎりを頂き、ドリンクを今度はコーラにしました。
ご覧の通り通過確認シートには、ほとんどサインがありません。

画像の黒地に緑のビアンキは、同じビアンキでも70〜80万円もする高級モデルのSLで、持ち主は画像左の大阪から参加された方です。


この方とはAS1からAS4まで抜きつ抜かれつが続き、最後の区間で完全に振り切られましたが、途中ビアンキ同士ということで親しくなり、サテライト山陰でビアンキ仲間?として記念の写真を撮りました。
結局この方は、10番目にゴールされたとの事でしたが、ついていけば最後のラストスパートで夢の1ケタ台も夢ではなかったかも・・・・
でも、世の中そんなに甘くはありません。
疲れ切った体に堪える最後の日本海沿岸の激坂こそ、この大会最大の関門なのです。
最後に掲載しているラップタイム表で見て戴くと分かりますが、この海岸沿いでは平均速度が22〜23km/h台に落ちています。


最後のエイドステーションとなるマリンポート島根の建物です。

AS5マリンポート島根の通過確認シートを見ると、まだ32番ぐらいの順位のようです。
補給食はおにぎりとあら汁、そしてデザートの「いちじく」を頂き、今度もドリンクはコーラです。
ここでは、なぜかコーラのおかわりOKでした♪

下の画像の外人さんとも抜きつ抜かれつで、ここまでやっきました。
私も身長180センチあるのですが、外人さんのサドルは私の溝おちまであるような高さのバイクです。
チューブヘッドの長さも尋常ではありません。

日本海沿岸の断崖絶壁ですが、景色を優雅に眺めている余裕は残っていません。

下の画像ではあまり急な上りに見えませんが、上の断崖絶壁沿いにある激坂です。
ここで、とうとう足が痙攣してきました。

ゴールで着順を確認すると、やはり日本海沿岸でのペースダウンが効いて、30番から35番に順位が落ちていました。
でも、自分としては順位は落ちても今回の順位には満足しています。
なにせ最後は両足とも痙攣していたのですから・・・・
次は、なかなか結果が残せないヒルクライムの大会ですが、これを励みに上位目指し頑張りたいと思います。



上の画像の赤○が私がサインしたところですが、まだまったくサインがされていないシートがあります。

完走した者だけが貰える完走証明シールと記念携帯ストラップ。
そして画像には無い抹茶アイスが完走のご褒美です。

最後に、これも完走した者だけに許される御立ち台での完走証明写真です。
ラスト10kmを一時期は平均時速40kmで一緒に飛ばし、前後してゴールしたブラックのコルナゴさんにシャッターを切ってもらいました。

ラップタイム表です。

AS1からAS3までの区間は、AS到着時点にラップタイムボタンを押し忘れ、AS出発後、暫くしてボタンを押していたので大会掲示区間距離とはかなり差があります。
なにぶん、最近ブログを始めるまでラップタイムを取る習慣がなかったもので・・・・
ラップタイム区間距離は大会掲示と違いますが、総走行距離と総時間には問題ありません。

尚、ケイデンス(1分間当りのペダル回転数)は以下の通りでした。
・平均:59rpm ・最高:151rpm ・トータル:223x100回転